ETS-Fitness

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TUT Time Under Tension について


こんにちは!ETS-Fitnessです!

トレーニングを続けて、読者の皆様はどんなことに気をつけていますか?

基本的には
扱う重量
レップ数
インターバル
種目の選択
スーパーセット法やトライ、ジャイアントセット法
ドロップセット法
レストポーズ法

 

あげればキリがないですがパッと思いつくものを書きました!
その中で見落としがちでかつ単純なものをご紹介します!

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TUT (Time Under Tension)


直訳するとテンション(負荷)がかかっている時間

 

そのままですね
1セットで何秒トレーニングしたのか、筋肉に何秒負荷を乗せたのか。

 

それがTUTです。

 

これは筋肥大にも役に立つ理論です。
通常筋肥大に適切な重量は8RM~12RMと言われています。
そしてエキセントリック収縮(ネガティブ)をしっかりきかせること。

以上2点がポイントです。

 

ネガティブは通常4秒〜6秒かけて行うのが適切なので、これを12RMで計算すると約1分になります。

 

何レップ挙げたのか、何キロを扱っただけでなく、何秒効かせたのか?
ここまで気にする事が出来る方は上級者だと感じます。

 

 

軽い重量で効かせる種目(ケーブルクロスオーバー、フライ、レイズ系)にも有効です。


15〜20RMを1分で割ると1レップ3秒になりますので、レイズ系でそこまで効かせてら余裕がないという方はRMよりもTUTを優先して1分間、という時間と重量のみの設定にしましょう。


僕のトレーニングでもサイドレイズの締めは1分2セットです。
考えられないくらいパンプします笑

 

トレーナーとしては基礎の知識になりますがあまり知られていないのも事実です。


実際私達トレーナーはジムでお客様がトレーニングをしている姿を見て挙上重量よりもフォームやエキセントリック収縮を効かせているかなどを見ています。